プロを目指す人のための Ruby 入門を読んでの感想
良かったところ
プロを目指す人のためとタイトルにある通り、ところどころ難しい箇所があったが、なぜこういう挙動になるのかなど詳しく解説されていてとても勉強になった。ただ、全くの初学者がいきなり本書を読むのはハードルが高いと思うので、初心者向けの本をまず読むか、YouTube等でRubyの基本的な概要を掴むなどをした方が良いと思った。個人的にはテストの書き方が詳しく載っていたのでとても勉強になった。
学んだこと
繰り返しの処理の詳細についてはかなり勉強になった。本書を読むまでは、繰り返しの処理は配列から数字を取り出して一つ一つ見ているという簡単に認識だったが、do から end までがブロック要素でメソッドとブロックで役割を分けていることが理解できた。また、イメージの図もとてもわかりやすかった。 あとは、随所にこういう書き方はやめましょうというコードが載せられているので、わかりにくいコードがどういうものなのかを認識できた。
難しかったところ
6 章から徐々に難易度が上がっていった印象。特に例外処理の扱い方が難しいなと感じた。意図的に例外を発生させたり、例外を予測したりするなど文書を見ただけでは理解することは難しかった。
全体を通しての感想
ところどころ難しいところはあるものの、それはそれほど詳しく内容を網羅しているということなのかなと思った。全体をある程度理解というよりは、Rubyに携わる中で何度も読み返すリファレンス的な使い方が本書の一番有効な使い方なのかもしれない。